サルまん復活!ちんぺれもひ〜ん!!

「ちんぺれもひ〜ん!」にしてみた(笑)
ちんぴょろすぽ〜ん!」ではメジャーすぎるので…(笑)
最近すっかりブログから遠ざかってましたが、あまり満たされてない私の主婦生活に(笑)久々のビックニュースが訪れたので、数ヶ月ぶりに書いてみようと思いました。

編集家・竹熊健太郎氏のブログ「たけくまメモhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/

を読んで、狂喜乱舞したのは私だけではあるまい。
竹熊氏は最近、愛用自転車「流星号」の「前輪だけ」盗まれる、という笑っていいんだか泣いていいんだか良く分からない(失礼)アクシデントに見舞われてしまい、散々な状態らしいのだが、糞タワケな犯人の似顔絵と名前をネットで公募して、思いっきり馬鹿にしよう、という前向きなんだか後ろ向きなんだか良く分からないことをして怒りを沈めようとしているようなのだが、そんな状況の中で、かの80年代終盤〜90年初めに小学館ビックコミックスピリッツ」で連載されていた大河青春コミック…雁屋 哲・由起 賢「野望の王国」をモチーフとした、「サルでも描けるまんが教室」(共著/天才大御所漫画家・相原コージ氏)の新連載決定!のニュースである。別に自転車の前輪を盗まれもしない、私たちサルまんファンには嬉しいことだらけだ。氏はそんな状況の中で、骨身を削ってサルまんにこれから打ち込まなければならない。涙、涙である。サルまんの新連載が載る(来春4、5月号あたりかららしい)、小学館・「IKKI」という漫画雑誌は私は購入したことがないが氏のためにも、私は毎号定期購読(もちろん買う)することを約束する。ブック・○フで見つける、というちゃちな真似はしないことも約束する。

当時のテンション・パワーを取り戻せるか、という不安を抱いておるようだが、いやいや、氏や相棒の相原コージ氏の活躍を見ると、まだまだいけるでしょう。確かに当時のあの「サルまん」のテンションは異常なものがあったが(瞳孔ひらいてます、みたいな感じ)ブログの「ネタ的に言えば、過去最高のスケールになる!」「どうせやるなら命がけで面白くしたい!」という竹熊氏の鼻息交じりの頼もしい発言は決して私たちを裏切らないであろうと思うので(いままでの氏や相原氏の活躍を見ていれば)「とんち番長2」のように「2ものは成功しない」というセオリーを見事に打ち破ってくれといわんばかりである。

私は打ち破ってくれると固く信じている。

実は私も、一昔前、スピリッツ「野暮編」や、マガジンハウス「コミック アレ!」という今はなき雑誌に掲載(連載)されたことがある、「消えたマイナー漫画家」である。「昔よりもっと面白いものを描いてくれ」ということが、作者にとってどんなに酷なことがよく分かるが、「サルまん」に関していえば、一度「漫画で作者がおかしくなった」パロディを描いているので(それってすごい強みだよな〜)「作者がおかしくなったらおかしくなったでそれもネタとして十分楽しめる」(本当に「どく電波」や「毒でんぱ」とか「三本足のカラス」とか言うようになっても、ネタに見える)稀有な漫画であると思うので、どんどんプレッシャーをかけたいと思う。

竹熊&相原両氏、どうか以前のサルまんを越えるような超面白い漫画を描いてください。チライ・ア・ポッパとか、チライ・ア・ピッペとか言い出してもよいので…。
命がけの漫画を見せてください。
「IKKI」という漫画雑誌を、必ず買いますので!
加藤締造、また出して(笑)

サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS) サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS) 月刊 IKKI (イッキ) 2006年 10月号 [雑誌]